WCGとは?
WCGは、World Cyber Gamesの略で、「eスポーツのオリンピック」を称して毎年開催されていたeスポーツの国際的な大会のことです。
WCGは2001年に初の大会が開催され、以降非常に大規模なeスポーツ大会としてその地位を築いていきましたが、2014年にCEOより大会の終了が発表されました。これによってWCGはその歴史に幕を閉じたように思われましたが、2017年WCGの商標が韓国の「スマイルゲート」という会社に移され、再度開催されることになりました。
2019年のWCGは、中国の西安にて開催される予定となっており、Dota2、Hearthstone、Clash Loyaleなど複数タイトルにまたがる大きなイベントとなるようです。2019年大会の賞金総額は60万ドル以上と発表されており、同大会の中でも最大規模となっています。eスポーツのオリンピックとまで言われた大会の復活には、世界中のeスポーツ関係者が注目しています。
World Cyber Games 2019 開催概要
復活を遂げたWCGは、2019年の7月18日から21日にかけて、中国の西安にて開催される予定です。WCGはオリンピックを意識しており、選手は出身国を代表して試合に臨みます。
開催タイトル
- Clash Royale
- Crossfire
- Dota 2
- Hearthstone
- Honor of Kings
- Warcraft III
- StarCraft II
- Peacekeeper Elite
- Crossfire Legends
- QQ Speed
- QQ Speed Mobile
日本人には少し馴染みが薄い、中国ローカルのゲームがいくつか採用されています。Clash Royale、Dota 2、などは世界的にもポピュラーなタイトルと言えますので、これらのタイトルについて解説します。
Clash Royale
5月から6月にかけて行われた国内予選、地域予選と地域決勝を勝ち上がったプレイヤーが国を代表して出場します。アジア太平洋、中国、アメリカ、ヨーロッパの4地域からそれぞれ2人ずつの代表が選出されます。
- Arctic Paul (フランス)
- Efemgg (トルコ)
- Firmament (中国)
- gdh65 (ニュージーランド)
- JuicyJ (アメリカ)
- Taoki (台北)
- UND FrancoMSL (アルゼンチン)
- WEnwenwen (中国)
Dota 2
こちらは個人ではなくチームでの出場になります。アジア太平洋、中国、アメリカ、ヨーロッパからそれぞれ2チームずつ地域を代表して出場しています。
- Black Sheep (アメリカ)
- CDEC (中国)
- Cignal Ultra (フィリピン)
- Hippomaniacs (チェコ)
- Newbee (中国)
- Team Germany (ドイツ)
- Team Unicorn (マレーシア)
- Thunder Predator (ペルー)
決勝大会
決勝大会の様子はこちらのTwitchチャンネルなどで配信される予定です。日本語配信はおそらく存在せず、英語もしくは中国語での配信となるでしょう。
(C)©WCG
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