世界で最もメジャーなeスポーツであるLeague of Legendsは、公式プロリーグの規模も他のゲームの比ではありません。
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地域区分
LoLのプロリーグは以下の地域に別れています。香港/台湾 (LMS)と東南アジア (LST)が統合され、新たにPacific Championship Series (PCS)となったことから、ティア1のリーグ数が13から12に減りました。
ティア1:
四大リーグ
- ヨーロッパ (LEC)
- 中国 (LPL)
- 韓国 (LCK)
- 北アメリカ (LCS)
マイナーリーグ
- パシフィック(PCS)
- ベトナム (VCS)
- ロシア (LCL)
- トルコ (TCL)
- ブラジル (CBLOL)
- ラテンアメリカ (LLA)
- 日本 (LJL)
- オセアニア (OPL)
最近では四大リーグにPCSを加えて5大リーグとすることもあります。
MSI
先に述べた地域のリーグ戦はSpring SplitとSummer Splitに別れています。全ての地域のSpring Splitとプレーオフが終了すると、Mid-Season Invitational (MSI)と呼ばれる世界大会が開催されます。
MSIには、上記の12地域のプレーオフを勝ち上がった1位のチームが招待されます。2020年は新型コロナウイルス(COVID-19)の影響によりMSIが中止となり、代替イベントとして2020 Mid-Season Streamathon(Mid-Season Cup、Mid-Season Showdown、EU Face-Off)が行われました。
Worlds
MSIが終わると再び各地域のリーグ戦(Summer Split)が開始されます。このSummer Splitとそのプレーオフが終了すると、World Championship (WCS)と呼ばれる世界大会が開催されます。LoLにおいて世界大会と言ったら大体この大会のことであり、よく「Worlds」などとも略されます。
WorldsはMSIよりもさらに規模が大きい大会です。2020年は、地域リーグの成績により合計で22チームが出場資格を得ました。COVID-19の移動制限のためVCS(ベトナム)の2チームは不参加となりました。
2019年の内訳は、まずSummer Splitの勝者13チームが参加権を得ます。次に、LCK、LPL、LEC、LMS、LCSの5大リーグから、それぞれチャンピオンシップポイント上位等のチームが選出されます。チャンピオンシップポイントは、Spring SplitとSummer Splitの戦績より算出されます。ここまででまだ出場権を得ていない5大リーグのチームは、Regional Qualifiersと呼ばれる予選大会に出場することができ、これに勝つと出場権を得ることができます。
2019年は、5大リーグからそれぞれ3枠(Summer Splitの勝者、チャンピオンシップポイント上位、予選大会覇者)で15チーム、マイナーリーグからそれぞれのSummer Splitの勝者が9チーム、合計で24チームとなります。2020年は、コロナ禍の影響でベトナム (VCS)の2チームが参加できなかったため、合計22チームになりました。
大会フォーマットは3ステージ(さらに分類すると4ステージ)に別れており、それぞれにシードが存在します。Worldsの各ステージは、プレーインステージ(プレーイングループ、プレーインノックアウト)、グループステージ、プレーオフノックアウトステージ(準々決勝、準決勝、決勝)となっています。
The Internationalなどと同じように、Worldsの賞金には大会記念アイテムのゲーム内売り上げが加算されます。2018年のWorldsの賞金総額は225万ドルから開始し、最終的には645万ドルまで膨れ上がりました。
大会レポート:
【League of Legends】コロナウイルスの影響でLCKが無期限の延期に。MSIにも影響
【League of Legends】Mid-Season Invitationalが7月に延期されることが正式に発表。コロナウイルスの影響
【League of Legends】Mid-Season Cup 2020が現在開催中。MSIの代わりとなるイベント
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