
eSportsにもさまざまなジャンルのゲームが存在しています。
そのタイトルを評価する、格付けするのが「ESPORTS GAMES TIERS 2018」です!
この記事では、「ESPORTS GAMES TIERS 2018」の詳細について触れていきたいと思います。
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ESPORTS GAMES TIERS 2018の概要
e-sportsのデータサイト『SmartCast』が2018年6月11日に発表した、最新のe-sportsタイトル格付け『ESPORTS GAMES TIERS 2018』をご紹介します。
ESPORTS GAMES TIERS 2018は、以下の3つの要素を基準にゲームタイトルを格付けしています。
- 賞金総額
- 月間視聴時間
- SNSファン数(Facebook、Twitter、YouTube)
この3つを基準にしてTier1からTier3にランク分けしています。
全ての情報を正確に把握することは難しい為、あくまで3つを基準とした大まかな分類です。
Tier1に格付けされるゲームタイトルは、賞金総額が多く、よく視聴されていて、ファンも多いゲームです。
賞金がいくら多くても、残り2つが足りなければ、ランクは低くなります。
つまり、企業がいくら力を入れて賞金を出しても、それだけでは上位に格付けされないのです。
格付けに使われた正確な数字は未発表の為、大まかな目安になるように別サイト『e-Sports Earnings』の賞金総額ランクも一緒に紹介させていただきます。
参照:https://www.esportsearnings.com/games
ESPORTS GAMES TIERS 2018のTier1の指標とタイトル
Tier 1の指標
- 賞金総額:500万ドル以上
- 月間視聴時間:2,000万時間以上
- ソーシャルファン数:900万登録以上
Tier 1のタイトル
- Counter-Strike: Global Offensive:賞金総額$6204万0,956.58(2位)
- Dota 2:賞金総額$1億6969万9,456.45(1位)
- League of Legends:賞金総額3位 $5656万9,724.66(3位)
- Fortnite Battle Royale:賞金総額9位 $1022万3,082.86(9位)
- Overwatch:賞金総額8位 $1120万9,583.60(8位)
- Hearthstone:賞金総額6位 $1420万5,717.46(6位)
2017年の4タイトルから6タイトルに増えています。
Overwatch、Fortnite Battle Royaleの2つが新たに格付けされました。
同じランク内でも、Dota 2の勢いが凄まじいです。
他のタイトルも大規模な拡大をみせており、これからのe-sportsを先導していくことになりそうです。
ESPORTS GAMES TIERS 2018のTier2の指標とタイトル
指標
- 賞金総額:150万ドル以上
- 月間視聴時間:200万時間以上
- ソーシャルファン数:300万登録以上
タイトル
- PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS:賞金総額$657万7,834.64(13位)
- Call of Duty: WWII:賞金総額15位 $443万8,433.83(15位)
- FIFA18:賞金総額$221万6,409.74(29位)
- SMITE:賞金総額$855万0,112.75(10位)
- StarCraft II: Legacy of the Void:賞金総額$2765万8,841.81(4位)
- Heroes of the Storm:賞金総額$1463万3,269.93(5位)
- Tom Clancy’s Rainbow Six Siege:賞金総額$223万4,994.55(28位)
- NBA 2K18:賞金総額$40万0,000.00(75位)
Tier 2は7タイトルから8タイトルに増えました。
2タイトルがTier 1にランクアップし2タイトルがダウンしたので、新タイトルは4つもあります。
FIFA18、PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS、Tom Clancy’s Rainbow Six Siege、NBA 2K18です。
Tier 1に比べて動きが激しいですね。
発売間近のタイトルが多いので、さらに発展が望めそうです。
ESPORTS GAMES TIERS 2018のTier3の指標とタイトル
指標
- 賞金総額:50万ドル以上
- 月間視聴時間:20万時間以上
- ソーシャルファン数:100万登録以上
タイトル
- Clash Royale 賞金総額$118万9,852.37(40位)
- STREET FIGHTER V 賞金総額$62万0,248.88(55位)
- Rocket League 賞金総額$264万2,135.72(24位)
- TEKKEN 7 賞金総額$49万5,599.61(64位)
- HALO5 賞金総額$677万1,480.97(12位)
- World of Tanks 賞金総額$365万6,496.59(20位)
- DRAGONBALL FighterZ 賞金総額不明(ランク外)
- Gears of War ULTIMATE EDITION 賞金総額$170,000.00(96位)
- Super Smash Bros. Melee 賞金総額$272万5,909.88(23位)
- H1Z1 賞金総額$206万7,122.00(30位)
- Quake Champions 賞金総額32位 $1,795,704.14()
Tier 3は、6タイトルから11タイトルに増加、前回と同じタイトルはRocket LeagueとSuper Smash Bros. Meleeの2つのみです。
ダウンのWorld of Tanksを除いて、8タイトルが新たに格付けされました。
人気タイトルの移り変わりが激しいe-sportsを象徴するかのようなランクになっています。
日本eスポーツ連合がライセンス認定しているタイトル
- Tom Clancy’s Rainbow Six Siege (Tier 2)
- Call of Duty: WWII (Tier 2)
- STREET FIGHTER V (Tier 3)
- TEKKEN 7 (Tier 3)
- Winning Eleven 2018
- パズドラ
- ぷよぷよ
- モンスターストライク
日本eスポーツ連合がプロライセンス対象としているタイトルは、上記の8タイトルになります。
Tier 1は0、Tier 2が2タイトルにTier 3が2タイトルと少し寂しい結果となっています。
これから、もっともっと増えていってほしいですね。
そのためには、国産タイトルも重要ですが、Tom Clancy’s Rainbow Six SiegeとCall of Duty: WWII以外の海外タイトルの認定も必要になります。
年々基準が上がっていくにも関わらず、認定タイトル数が増えていくESPORTS GAMES TIERSは、eスポーツがそれだけ盛り上がっている証拠です。
日本も負けずについて行きたいですね。
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