皆さんは「コールオブデューティ シリーズ」をご存知でしょうか?
eSportsのタイトルとなっているFPSの中でも、不朽の名作とされており、国内外で根強く人気を集めています。
今回は、そんな「コールオブデューティ シリーズ」について見ていきましょう。
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「コールオブデューティ シリーズ(Call of Duty Series)」ってどんなゲームなの?
「コール オブ デューティシリーズ」は、戦争を題材としたファーストパーソンシューティングゲーム(FPS)です。
2003年に第1作が発売され、その後も続々と新タイトルが発表されています。
今では、FPSというジャンルを代表する大ヒットシリーズとなっており、世界中から注目されているゲームです。
基本的にプレイヤーは特殊部隊の中の1人を操作して、様々なミッションに挑んでいくことになります。
一般的なFPSと異なり、複数いる兵士の中の1人という設定になっており、そのうえ主人公も多数存在しています。
いわゆる群像劇で、戦場で展開されるストーリーが魅力の1つです。
数あるFPSの中から「コールオブデューティ シリーズ」が選ばれている理由の1つとして、グラフィックのクオリティの高さが挙げられます。
それに加えて、60fps描画であるため、動きが非常に滑らかなものになっています。
そのため、アクション性を重視するプレイヤーから人気を集めています。
また、AI兵士の動きも人間くさいリアリティのある挙動になっています。
たとえば、戦場から逃げ出したり、手榴弾を投げたりなどアクションの種類も豊富です。
さらに、「コールオブデューティ シリーズ」で使われている効果音はすべて本物です。
つまり、実際の重火器の音でプレイできるというわけです。
このように徹底的にリアリティを追及しているからこそ、「コールオブデューティ シリーズ」はFPSファンやミリタリーファンの心をグッと掴むことになったのです。
「コールオブデューティ シリーズ」の一番の魅力はマルチプレイ!
「コールオブデューティ シリーズ」は元々、シングルプレイで人気を博していたFPSゲームでした。
しかし、「コールオブデューティ4 モダン・ウォーフェア(Call of Duty 4: Modern Warfare)」というタイトルが発表されてからは、マルチプレイの人気にも火が付きました。
その理由は、ひとえに「コールオブデューティ4 モダン・ウォーフェア」で導入されたシステム「キルストリーク」にあります。
これは簡単に説明すると、連続で相手プレイヤーをキルし続けると、プレイの手助けになる褒美をゲットできるというものです。
たとえば、ポイントを貰えたり、強力な武器を手に入れたりといったことが可能です。
武器の中には、敵プレイヤーの位置を表示するもの、空爆を指示できるものなどがあります。
このキルストリークを活用すれば、FPS初心者でも、ある程度戦闘を楽しめるというメリットがあります。
強力な武器さえあれば、プレイヤースキルに関係なく、敵を倒すことも不可能ではないからです。
こうした点も、「コールオブデューティ4 モダン・ウォーフェア」以降の「コールオブデューティ シリーズ」が人気の理由となっています。
マルチプレイにおける最大の参加人数は18人程度で、大規模な戦闘が展開されるわけではありません。
マップもちょうど良い広さになっています。
しかも、体力ゲージが低く、ちょっとでも銃撃を受ければ死んでしまう設定になっています。
だからこそ、戦略性のある銃撃戦を楽しむことが可能になっています。
また、Perkシステムというキャラカスタマイズ機能によって、自分だけのプレイスタイルを確立することもできます。
なお、死んでもすぐにリスポーンできるため、敵プレイヤーに特攻するという戦い方もアリとなっています。
eSportsとしての「コールオブデューティ シリーズ」のルール
「コールオブデューティ シリーズ」は、eSportsとしても採用されているゲームタイトルです。
なので、eSports用のルールというものが「コールオブデューティ シリーズ」には存在しています。
ただ、シリーズのタイトルによって、微妙にルールが違うということもあります。
まず、Hardpointはチームに分かれて、指定の拠点を奪い合うモードです。
指定エリアは1分毎に変化するため、チームの迅速な連携が必要不可欠になってきます。
敵プレイヤーを素早く倒して、エリアを占領しましょう。
次に、Uplinkはボールを相手エリアのゴールにシュートするという、まるでバスケのようなモードです。
もちろん、FPSなので銃撃戦ありのスポーツを楽しめます。
そして、Search and Destroyは日本eSportsの基本ルールとしても採用されているモードで、攻撃側と防衛側に分かれて、ボムを破壊、もしくは防衛するといったものになります。
細かいところでいうと、強力な武器の使用は禁じられていたり、いくつかの機能をオフにしたりと、通常のルールとは異なる点もいくつかあります。
最後に、全てに共通するシリーズの操作性について説明します。
「コールオブデューティ シリーズ」はプレイを進めるにつれて、自ずと操作法を覚えられるものになっています。
そのため、初心者でも遊びやすいという一面があります。
特にキャンペーンでは、照準の狙いをアシストする機能が備わっているので、敵を狙い撃つのもそう難しくはないでしょう。
特殊な操作を必要とする場合には、ある程度の説明が表示されるため、その都度習得していけば問題はありません。
百聞は一見に如かずということで、とりあえずはキャンペンモードをプレイすれば、一通りの操作方法は覚えられるでしょう。
ボタンがどのアクションに対応しているかを覚えるだけなので、ゲームに慣れている人なら、そこまで難しくはないと思われます。
「コールオブデューティ シリーズ」では、どんなeSports大会が開催されている?
「コールオブデューティシリーズ」は世界的に人気なFPSゲームなので、eSports大会も数多く開催されています。
なんと「コールオブデューティ ブラックオプス3(Call of Duty: Black Ops III)」では、海外大会のルールを採用したアリーナモードで遊ぶこともできます。
eSportsに特化したモードであるため、大会のルールを学ぶのにもうってつけです。
では、どのような大会が開催されたのかというと、まず2018年1月から3月頃に「全国大学生対抗戦」が行われました。
2017年11月に発売された「コールオブデューティ ワールドウォーⅡ(Call of Duty: WWII)」を競技タイトルとして採用しており、文字通り全国の大学生が頂点を目指して戦いを繰り広げました。
全45チームがエントリーしており、第1次予選、第2次予選を勝ち抜いた8チームだけが決勝戦に上がったのです。
この第2次予選と決勝戦は生配信されたので、大いに盛り上がりました。
次に同じタイトルで、2018年9月22日に「プロ対抗戦」の決勝戦が開催されています。
「全国大学生対抗戦」に参加した何人かのプレイヤーも、プロチームとして参戦しています。
6つのプロチームで争い、決勝戦では上位2チームが熾烈な争いを繰り広げました。
日本国内のeSports大会としては、優勝賞金額が高めに設定されており、なんと賞金総額は1,000万円ほどとなります。
さらに、2018年の6月15日から18日にかけて「Call of Duty World League Anaheim」、いわゆる世界大会も開かれています。
各地域の戦いを勝ち上がってきた20チームで決勝戦が争われ、オープンブラケットだけでも125チームが参戦しているなど、その規模は絶大です。
このように「コールオブデューティ シリーズ」は国内、および世界中で様々なeSports大会が開催されているほど人気のあるゲームタイトルとなります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
キルストリークという斬新なシステムを取り入れることで、FPSの玄人だけでなく、素人にも入りやすい環境を作り上げて人気を博している「コールオブデューティ シリーズ」。
もし、まだプレイしたことがないという方は、今すぐプレイしてみてはいかがでしょうか?
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