eSportsで人気のサッカーゲーム「FIFAシリーズ」とは?

皆さんは、サッカーゲームと聞くとどのゲームを思い浮かべますか?

今回は、そんな数あるサッカーゲームの中から「FIFAシリーズ」を紹介します。

実名のサッカー選手やクラブチームが使われており、サッカーファン垂涎の名作となっています!

「FIFAシリーズ」って他のサッカーゲームと何が違うの?

FIFA 19
Electronic Arts Inc.

FIFAシリーズは、EAスポーツが開発・発売しているサッカーゲームシリーズです。

国際サッカー連盟、通称「FIFA」の公認を受けている唯一のゲームであり、全世界におけるシリーズ累計販売本数は2018年時点で2億6,000万本を超えています。

第1弾が販売されたのは1994年頃で、今でもほぼ毎年新作が発表されています。
その特徴は、FIFA公認ゲームだからこその実名制にあります。

実際に活躍しているプロサッカー選手がゲーム内に登場し、プレイヤーだけのドリームチームを作ることも夢ではありません。

もちろんサッカー選手だけでなく、チーム名やリーグ名も実在のものになっています。
たとえば、リオネル・メッシ選手やクリスティアーノ・ロナウド選手、ネイマール選手などのスタープレイヤーを扱うことができます。

なんと約1万5,000名もの選手が収録されており、それぞれの人物の特徴や性能などをパラメーターを使って忠実に再現しています。

当然、プロサッカー選手の動きもモーションキャプチャーによってリアリティのあるものになっているため、キャラによって扱いやすさは大きく異なると言えます。

それに加えて、現実の試合の結果によって、選手のパラメータに多少の変動が出る仕組みになっています。

簡単に言えば、毎週最新のデータに更新され、現実とゲーム内の選手のコンディションが連動しているというわけです。
また、リーグの数も豊富で、計30リーグ収録されています。

セリエAやブンデスリーガ、Kリーグ、プレミアリーグなどで遊べます。

中でも、プレミアリーグは完全独占契約を結んでいるため、全スタジアムをプレイできるようになっています。

なお、すべての監督にグラフィックが備わっているのも、FIFAシリーズだからこその特徴だと言えます。
チームの数も600チームと多めです。

サッカーゲームは数多くありますが、FIFAシリーズのように選手やリーグ、チームを実名で登場させているのはそれほど多くはありません。

無論、0ではありませんが、本作ほど実名の選手を取り揃えているわけではありません。
とはいえ、全てが実名というわけでもなく、中には偽名のものもあります。

これは単純にライセンスの問題です。

といっても、基本的には実名ですので、気にする必要はないでしょう。
さらに、このシリーズならではの特徴として挙げられるのが11onというモードです。

これは協力プレイのことで、プレイヤー1人1人が別々のポジションを担当し、現実さながらのサッカーを体験できるというサッカーゲーム好きには堪らない遊び方です。
このようにFIFAシリーズは、リアリティのあるサッカーを体験できるゲームというわけです。

「FIFAシリーズ」をeSportsとして認定する「日本eスポーツリーグ」

日本eスポーツリーグは、2016年11月26日から始まった大会です。

対戦形式のゲーム競技「eSports」をテーマとした大会で、日本一を決めるために凄腕のゲーマーたちが争いを繰り広げていきます。

各都市ごとにチームを結成して、総当たり戦を行っていき、最も多く勝利したチームが優勝となります。

世界的な大会と違い、この日本eスポーツリーグでは賞金は発生しません。

その代わり、日本一のチームという名誉を手に入れることができます。

FIFA eSports


また、1つのゲームタイトルではなく、3つのゲームタイトルで争うというのが日本eスポーツリーグの特徴です。

各ゲーム部門を制した上位2チームだけが、決勝戦に進出することが可能です。

しかも、すべての競技タイトルで実況や解説が行われます。

実況や解説を担当するのはゲーマー界隈では有名な人たちばかりなので、参加者がプロゲーマーからはどう見えるのかに注目するのも1つの楽しみ方と言えるでしょう。
そんな日本eスポーツリーグの競技タイトルの1つとして採用されているのが「FIFA18」です。

この「FIFA18」に搭載されているFUTという人気モードで、各チームは戦いを繰り広げることになります。

「先に1試合先取した方が勝ち」というシンプルなルールですが、だからこそプレイヤースキルがものを言います。
ちなみに、「FIFA18」は「FIFA インタラクティヴワールドカップ」という公式の世界大会で、250万人以上のオンラインプレイヤーが参加するというギネス記録を樹立しているほどのゲームです。

このFIFAの世界大会と比べると、日本eスポーツリーグはまだまだ新参者です。

しかし、日本の「eSports」を盛り上げるという意味において、日本eスポーツリーグは将来の展開が期待できる大会でもあります。
2018年2月17日から第3シーズンが始まり、4月1日にオフラインで決勝戦が開催されました。

この時点における日本eスポーツリーグの所属チームは

  1. 東京ヴェルディeスポーツ
  2. ナチュラルズ北海道
  3. 名古屋OJA
  4. LeGaime熊本
  5. CYCLOPS OSAKA athlete gaming

の5つです。

チーム名からも分かる通り、各都市を代表するゲーマーたちが集まっています。

今のところはまだ5つの都市しか集っていませんが、日本eスポーツリーグがメジャーになっていけば、いずれは47都道府県すべてのチームが一堂に会し、真の日本一を決める大会が開かれることでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

日本では「スポーツゲーム」というと、まだまだどうしても「野球」のイメージが強いですが、これだけ素晴らしいサッカーゲームがるのだ、ということも知っておいてほしいのです。

サッカーファンなら興奮すること間違いなしのシリーズですので、是非プレイしてみてはいかがでしょうか?

(C)©Electronic Arts Inc.

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