かつては「ゲームを仕事にしていく」なんてことは考えられず、「ゲーム」はあくまで「子供の遊び」という位置づけでした。
しかし、今や「ゲーマー」という職業は市民権を得始めています。
では、実際に「プロのゲーマーになりたい」と考えたときに、どうすればプロゲーマーになれるか皆さんはご存知ですか?
今回はそんな「プロゲーマー」になるための方法について紹介していきます!
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そもそも、プロゲーマーってどんな職業?
プロゲーマーとは、コンピューターゲームなどのゲームをすることで、賞金や報酬を受ける人のことです。
eSports関連に狭めれば、組織に所属している選手を指して「eSports player」と呼びます。
プロゲーマーの中には、ゲーム会社などがスポンサーとなってスポンサーとなって生活基盤を保証してもらったうえで活動したり、海外の大会への遠征費やパーツ(ビデオカード・ヘッドセット・マウス・マウスパッドなど)の提供を受けて活動している人もいます。
また、企業が個人をサポートするだけでなく、プロゲーマー数人で組まれたプロチームをサポートしていくのも今では一般的なようです。
日本国内の有名なプロチームには
- DaToNator
- DetonatioN Gaming
- SCARZ
などがあります。
また、純粋に大会などの賞金のみで生活しているプロゲーマーもいます。
このように、一口にプロゲーマーと言っても、報酬の受け方は人それぞれのようです。
プロゲーマーのなり方①:「強豪プレイヤー」もしくは「人気者」になる
プロゲーマーへのなり方は、大きく分けて
- 企業がついてスポンサー契約を結ぶ
- 大会で良い成績を収めてその賞金で生活する
の二択です。
個人として企業とサポート契約をするにしろ、プロチームに所属するにしろ、企業には所属しないでフリーで大会に参加するにしろ、そのゲームがかなり上手くないといけません。
TwitterやYouTubeで、自身のデッキやプレイングを実況や解説して、人気を得るのもプロゲーマーになるための道の一つです。
現在、国内外多くのプロゲーマーがYouTuber活動もしていて、最新のゲーム環境がプロゲーマーが解説したりしてくれていて、私も助かっています。
韓国では、プロゲーマーは芸能人並みの人気があり、専用のTVチャンネルまであるほどだそうです。
プロゲーマーのなり方②:eSportsチームや企業からスカウトを受ける
大会で優秀な成績を収め続けると、eSportsチームや企業からスカウトを受けます。
例えば、人気eSportsの一つ「クラッシュ・ロワイヤル」ではSupercellが主催するクラロワリーグというリーグ戦が開催されています。
現在、日本からも
- PONOS Sports
- DetonatioN Gaming
- FAV Gaming
- GameWith
といったプロチームがクラロワリーグアジアに参戦しています。
クラロワリーグアジアの場合も、1チームに2人ほど特別選手がいます。
こちらは、大会で優勝経験などがある有名な、企業からスカウトされた選手です。
その他の選手は、合同オーディションにおいて、大会の成績や人間性など考慮され、チームに加入することになりました。
プロゲーマーのなり方③:自身の実力のみでスポンサーをつける
プロチームに所属しない場合でも、プロゲーマーになることはできます。
それは大会で実績を作り、その実績を武器に自分でスポンサーとなる企業などを探す方法です。
この場合、その時その時で必要なサポートを受けたり、ゲームに集中できる環境を作ってもらったりなどするようです。
しかし、1回1回の大会の重みなども重くなってくるので、相当なプレッシャーだそうです。
何年か前に「Hearthstone: ハースストーン」と呼ばれるeSportsのゲームで、koronekoさんというプレイヤーがこの形でプロになり、一時は自分でプロチームまで作ってしまっていました。
昔は今よりeSportsが世間から認められていなかったので、その当時にkoronekoさんが成し遂げことは本当にすごいことですね。
プロゲーマーのなり方④:大会やメディアにプロとして出る
プロゲーマーが持つ専用のTVチャンネルやYouTubeチャンネルなどが、世界には多数存在しています。
日本は、先進国内ではまだまだeSports後進国とされています。
まだまだプロゲーマーと呼ばれる人々が、TV等のメディアに出てくることなどは少ないように思います。
アメリカやヨーロッパなど、世界ではもっとたくさんのeSports専門チャンネルがあります。
お隣の韓国では、プロゲーマーは子供のなりたい職業ランキングにも入ってくるほどの人気で、TVタレント並みの人気があるそうです。
日本でもeSportsに力をやっと入れ始めたところで、YouTubeではたくさんのeSportsチャンネルが作られ始めています。
そういったメディアに出ることでeSportsを広めて、プロゲーマーが当たり前のようにTVに出てくる時代がすぐそこまで来ているように思います。
まとめ
最後に、eSportsはオリンピックの競技にもなるくらいの人気、認知度になってきています。
アジア版オリンピックと言われるアジア競技大会では、8タイトルのeSportsが競技として開催されました。
これからますます発展、拡大していくであろうeSports。
プロゲーマーが、子供のなりたい職業ランキングで日本でも上位に来る時代が迫っているかもしれません。
私が子供の頃は考えもしませんでした。
ゲームをしているのが仕事になるなんて。
そんな夢のような世界が現実になろうとしています。
そんな日が来るのを期待して、私はプロゲーマーを、eSports選手を応援していきます。
ゲームを仕事に。チャンスをみんなに。eスポーツ選手紹介サービス「ゲーマーズ・ナビ」