
『Dota 2』の公式世界大会であり、高額な賞金総額でもよく知られる大会「The International 2025」の新しい大会フォーマットが発表されました。

The International 2025(以下、TI2025)は『Dota 2』の公式大会。eスポーツ史の中でも有数の歴史ある大会であり、高額の賞金総額でもよく知られています。今年は9月4日から14日にかけてドイツのハンブルクにて開催される予定となっていて、大会フォーマットが4月1日に発表されました。
TI2025は「グループステージ」「エリミネーションラウンド」「プレーオフ」の3ステージによって構成されます。グループステージは従来の総当たり方式ではなく、5ラウンドのスイスラウンド方式が新たに採用されました。これは『LoL』の世界大会などでも最近採用されているフォーマットで、同じ戦績同士のチーム(3勝0敗同士や、1勝1敗同士など)を対戦させていく方式になります。今回のTIでは4勝した時点で勝ち抜けとなるようです。

グループステージには16チームが参加し、うち上位3チームがプレーオフに直接進出、下位3チームが敗退となります。4位から13位の10チームはエリミネーションラウンドに進出となり、4位vs13位、5位vs12位、6位vs11位……といった形で1ラウンドの対戦を行い勝利した5チームがプレーオフに進出となります。
プレーオフにはグループステージ上位3チームとエリミネーションラウンドを勝利した5チームの合計8チームが参加し、ダブルエリミネーションのトーナメントを行います。このプレーオフを勝利したチームが見事TI2025の優勝チームとなります。

『Dota 2』とThe Internationalは、いまだにeスポーツシーンにとっては大きな意味を持つ大会となっています。大会は9月ですが、出場チームは大会の戦績の応じて決まるため、今から熾烈なコンペティションが待ち受けています。今年も『Dota 2』には注目です。
(C)©Valve
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