2024年も数々のeスポーツ大会が開催され、今をときめく多くのチームが躍動しました。
日本のチームでは、『Valorant』でよく知られるZETA DIVISIONがTwitchで8月(48チャンネル:987万時間)と10月(47チャンネル:1325万時間)に最も視聴されたeスポーツチーム(コミュニティ部門)になりました(Streams Chartsデータ)。
関優太やk4senといった多くの人気ストリーマーが牽引し数値が大きく伸びました。
年間ランキングでは、トップ10のチームのうち実に6チームが『League of Legends』となりました。これは『LoL』の人気を裏付けるものです。
他のゲームタイトルは『Mobile Legends: Bang Bang』と『Counter-Strike 2』のチームがランク入りしています。
eスポーツの調査分析を行うEsports Chartsは、2024年に視聴されたeスポーツチームのデータを発表しています。2024年の視聴時間ランキングは下記の通りです。
eスポーツチームの視聴時間ランキング(2024年)
1位:T1 (League of Legends)[195,040,052時間]
2位:RRQ Hoshi (Mobile Legends: Bang Bang)[112,224,870時間]
3位:Gen.G (League of Legends)[108,226,966時間]
4位:Bilibili Gaming (League of Legends)[87,520,378時間]
5位:Hanwha Life Esports (League of Legends)[68,374,149時間]
6位:Team Liquid ID (Mobile Legends: Bang Bang)[67,950,184時間]
7位:Natus Vincere (Counter-Strike 2)[64,849,313時間]
8位:Dplus (League of Legends)[62,992,703時間]
9位:G2 Esports (League of Legends)[60,644,646時間]
10位:G2 Esports (Counter-Strike 2)[60,117,601時間]
調査結果を踏まえて
とりわけ大物選手FakerことLee Sang-hyeokを擁するT1 (League of Legends)の人気は文字通り圧倒的で、2位の2倍近い視聴時間となりました。
T1は長く語り継がれるであろう伝説のチームになりつつあり、2025年もeスポーツシーンを大いに盛り上げていくことでしょう。
世界ランキング入りした3つのゲームタイトルは、eスポーツ大会の視聴ランキングにも入っています。人気のゲームタイトルは、より多くの視聴者が大会に注目し、参加チームも人気があります。また、人気チームが参加する大会は、視聴者が増えるとも言えるでしょう。
つまり、ゲームタイトルと大会とチームは、お互いの人気の相乗効果で好循環を作り出して、より多くの視聴者を集めています。
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(C)©Esports Charts
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URL: https://www.gamers.work/
参照:
https://streamscharts.com/news/most-watched-twitch-teams-october-2024
https://streamscharts.com/news/most-watched-twitch-teams-august-2024
https://escharts.com/news/most-watched-esports-teams-2024