国内のeスポーツにまつわる業績や貢献が大きかった人物を称える「日本eスポーツアワード」、その記念すべき第一回が1月25日より東京国際フォーラムにて開催されました。目玉となる「年間最優秀eスポーツプレイヤー賞」は『スマブラSP』にて活躍する、あcola選手が受賞。そのほか「最優秀格闘ゲームプレイヤー賞」と「Under18最優秀eスポーツプレイヤー賞」と合わせて三冠となりました。
日本eスポーツアワード 受賞者まとめ
以下に各部門の受賞者と、その主な活動タイトルを記載します。
・年間最優秀eスポーツプレイヤー賞
あcola(スマブラSP)
・最優秀MOBAプレイヤー賞
Evi(リーグ・オブ・レジェンド)
・最優秀シューティングゲームプレイヤー賞
Laz(VALORANT)
・最優秀格闘ゲームプレイヤー賞
あcola(スマブラSP)
・最優秀マインドゲームプレイヤー賞
あめみやたいよう(TETRIS)
・最優秀スポーツゲームプレイヤー賞
うでぃ(eFootball)
・最優秀eモータースポーツプレイヤー賞
宮園拓真(グランツーリスモ)
・最優秀ノンセクションゲームプレイヤー賞
Mugi(クラッシュロワイヤル)
・最優秀ストリーマー賞
SHAKA
・最優秀eスポーツチーム賞
ZETA DIVISION
・最優秀eスポーツゲーム賞
『ストリートファイター6』
・最優秀eスポーツキャスター賞
岸大河
・最優秀eスポーツクリエイター賞
k4sen
・最優秀eスポーツ大会賞
VALORANT VCT 2023 MASTERS TOKYO
・Under18最優秀eスポーツプレイヤー賞
あcola
・eスポーツ功労賞
豊田風佑(株式会社TOPANGA 代表取締役)
松本祐輝(西村あさひ法律事務所 弁護士)
Yossy(吉村尚志)(Negitaku)
やはり目を引くのは三冠の、あcola選手。つい最近発表された『スマブラSP』の世界ランキングであるLumiRankでもランキング1位を獲得しており、名実ともに世界一の『スマブラSP』プレイヤーであり、日本を代表するeスポーツ選手となっています。Under18部門を獲得していることからも分かる通り非常に若いプレイヤーであるのも特徴で、今後のさらなる成長にも期待がかかります。
また、最優秀チームを受賞したZETA DIVISIONにも注目。チームとしての受賞以外にも、あcola選手、Laz選手、そしてk4sen氏はどれもZETA DIVISIONの所属であり、メンバーも合わせて6タイトルで受賞していることになります。日本を牽引するeスポーツチームとして、今後もシーンでは注目の存在となるでしょう。
ゲームタイトルでは『ストリートファイター6』が受賞。こちらも『スマブラSP』同様日本のプレイヤーが非常に強いシーンとなっており、世界からの注目度も高いタイトルです。『スマブラSP』に比べるとややベテランプレイヤーが多いことが悩みとなっており、2024年からは次世代の才能の発掘が課題となりそうです。
最後にMOBA部門では元DFMのEvi選手が受賞。Evi選手は今年度はヨーロッパに渡りLECでプレーをしていました。日本人プロ選手で4大リーグ(北米、ヨーロッパ、中国、韓国)のチームに渡ってプレイしたのはEvi選手が初。日本リーグであるLJL史に残る偉業となりました。今年度からLJLは形式が変更となり世界大会への道のりはやや険しくなりましたが、帰国したEvi選手を含め本年度の踏ん張りにも注目です。
(C)©Japan eSports Union
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