ゲーム大国日本!
ゲームが身近にあって友達の家で遊ぶといえばだいたいゲームだった!
今や格闘ゲームやレーシングゲームの世界的な大会の上位には必ずと言っていいほど日本人ゲーマーがいる!
しかし格闘ゲームなんかは小規模な大会はかなり多いのだけど、
超ビッグで賞金がめっちゃ高い大会ってないじゃん!
海外のDOTA2とか賞金10億だぜ!ドリームジャンボ宝くじ前後賞より高いじゃん!
なんてなんでゲーマー多いのに日本だとeSportsってまだイマイチなのか?
それは、
法律がめっちゃ邪魔している
超高額賞金出せないのなんと我が日本国の法律だと言うことらしい。
刑法、風営法にふれてしまうからどだそうだ!
全3回に渡ってeSportsのどの辺りが法律に触れるのか解説していこう。
eSportsに触れる刑法185条ってどう言う内容?
そう刑法に触れるのなら刑法第185条とはいったいどういうものなのか?
賭博をした者は、50万円以下の罰金又は科料に処する。ただし、一時の娯楽に供する物を賭けたにとどまるときは、この限りでない。
ざっくりし過ぎてわかりませんね。eSportsの大会のどこが触れるのか説明していきましょう
そもそも賭博の定義
偶然の事情に関して財物を賭けて勝敗を争うこと
だそうです。
「どこが触れるんだろう?」と思うかもしれません。ちょっと詳しく解説しますね。
偶然の事情?
偶然と言う言葉が入りましたが、「実力で戦ってるじゃん!」って思う人もいますよね、私も最初そう思いました。しかしよくよく考えれば相手のミスやたまたまこちらの有利な条件になったなどによる勝利もこの偶然に入ってくるのです。
法律上の偶然とは当事者が確実に予知できず、またそれを支配することが出来ない状態のようです。
なので勝敗を決めるほぼ全てがこの「偶然」に触れてしまうのです。
財物を賭けて
ん?「負けたら今お前が使っているコントローラをいただく!」みたいなこと言ってなかったよな〜?
何も賭けてないよな?って思いますよね。
確かにeSportsの選手たちは勝敗については何も賭けてはいません。フェアな戦いをしています。賭けているとしたら自分の自信とプライドと魂でしょう。
ではどこが引っ掛かるのかというと、なんと「参加費」がこれに該当するのです。
ほとんどの場合は出場選手や観戦にきた参加者が払った参加費は会期中の維持や賞金などのいろいろな運営費に当てられます。
「みんなから集めたお金を賞金に使う」これが日本の場合だと賭博に当たってしまうのです。
さらに刑法186条も
他にも185条の次の186条も賭博についての法律です。
刑法186条
1.常習として賭博をした者は、3年以下の懲役に処する。
2.賭博場を開張し、又は博徒を結合して利益を図った者は、3月以上5年以下の懲役に処する。
そう、eSportsで賞金出すこと自体が賭博にあたり、主催者側は賭博場を開帳した罪にとわれることになるのです。
eSportsと刑法まとめ
今の日本の法律では
賞金が出て参加費が必要なeSportsの大会を開く
↓
参加者とプロゲーマーのみなさん:賭博罪
大会を開催した主催者・メーカー側:賭博開帳図利(とり)罪
と誰も幸せにならない結果になるからです。
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