『リーグ・オブ・レジェンド』の公式世界大会「World Championship 2022」(以下、Worlds 2022)が今年も近付いてきました。大きなフォーマットに変化はなく、今年は北米大陸(メキシコとアメリカ)にて開催される予定です。出場チームも確定し、今朝グループ分けの抽選が行われました。日本代表のDFMはプレーインから、FNCやEGなどと同じグループAでの参戦となります。
Worlds 2022 抽選結果
プレーイン
グループA
- Fnatic(ヨーロッパ)
- Beyond Gaming(台湾)
- DetonatioN FocusMe(日本)
- Evil Geniuses(北米)
- LOUD(ブラジル)
- Chiefs Esports Club(オーストラリア)
グループB
- DRX(韓国)
- Royal Never Give Up(中国)
- Saigon Buffalo(ベトナム)
- MAD Lions(ヨーロッパ)
- Istanbul Wildcats(トルコ)
- Isurus(ラテンアメリカ)
メインイベント(グループステージ)
グループA
- Cloud 9(北米)
- T1(韓国)
- EDward Gaming(中国)
- プレーイン枠
グループB
- JD Gaming(中国)
- G2 Esports(ヨーロッパ)
- DWG KIA(韓国)
- プレーイン枠
グループC
- Rogue(韓国)
- Top Esports(中国)
- GAM Esports(ベトナム)
- プレーイン枠
グループD
- Gen.G(韓国)
- CTBC Flying Oyster(台湾)
- 100 Thieves(北米)
- プレーイン枠
Worldsのフォーマットはほぼ変化なく、プレーインステージとメインイベントの2つに分かれています。まずプレーインステージでは12チームが2グループに分けられ、1試合ずつBO1の総当たり戦を行います。各グループ1位、合計2チームはこの時点でメインイベントのグループステージ進出確定となります。また、各グループの5位と6位はこの時点で敗退です。
次に各グループの3位と4位同士がBO5を行います。異なるグループ間ではなく、同じグループでの対戦となりますので、つまりAグループの3位vsAグループの4位、Bグループの3位vsBグループの4位となります。勝ったチームはもう片方のグループの2位と再びBO5を行います。これに勝ったチームがグループステージ進出となります。負けたチームはその時点で敗退です。ここでは2チームがグループステージ進出、総当たり戦の1位2チームと合わせて各グループ2チームずつの合計4チームがグループステージ進出です。
メインイベントはグループステージとプレーオフに分かれています。グループステージは4チームのグループが4つ、それぞれのグループにプレーインから1チームずつが振り分けられます。2試合ずつの総当たり戦を行い、各グループ上位2チームの合計8チームがプレーオフ進出となります。
プレーオフはシングルエリミネーションのトーナメントです。全ての試合はBO5で、初戦は各グループの1位vs他のグループの2位となります。このトーナメントを勝ち上がったチームが、今年のWorldsのチャンピオンとなります。
The #Worlds2022 Format Explained: pic.twitter.com/CaSrd8N3ed
— LoL Esports (@lolesports) September 11, 2022
今回、日本代表DFMはプレーインのグループAに配置されました。強豪リージョンである中国と韓国はどちらもグループBに配置されており、かなり運が良いと言ってもいいでしょう。十分以上にグループステージ進出が狙えます。ただし先述の通り、総当たり戦で3位もしくは4位だった場合は、グループステージ進出を賭けてグループBの2位とのBO5を勝たなくてはなりません。グループBの2位は高確率でDRXかRNGのどちらかになると思われるので、こうなってしまうとやや厳しい状況かもしれません。そのためにも、最初のリーグ戦で2位以上を取るのが非常に大切となるでしょう。
Worldsのプレーインは現地時間9月29日から。今回は北米大陸での開催ということでやや日本人には視聴が難しい時間帯での配信となりますが、世界で最も注目度の高いeスポーツ大会ということで、日本代表DFMの活躍と合わせて注目です。
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