eスポーツが五輪の正式種目に前進か! オリンピック・バーチャルスポーツ・フェスティバルが毎年開催へ

国際オリンピック委員会(IOC)は、東京五輪2020の前座として史上初の公認eスポーツ大会「オリンピック・バーチャル・シリーズ」(Olympic Virtual Series:OVS)を開催しましたが、これを発展させて毎年恒例の大会にする意向を示しました。

IOCは、2023年初頭にシンガポールでファイナルを開催することを念頭に同国オリンピック委員会と調整を進めており、2022年後半から戦いが始まる予定だとしています。なお、対面での開催は初となります。

2021年のOVSはコロナ禍のためオンライン開催となりましたが、世界100カ国以上から約25万人が参加しました。

IOCは東京五輪でeスポーツを正式種目にすることを認めず、2024年パリ五輪も時期尚早としながら、2028年ロサンゼルス五輪については完全否定していません。続く2032年ブリズベン五輪では、オーストラリアオリンピック委員会(AOC)がeスポーツを積極的に推しており、開催都市が提案する1大会限りの追加競技という選択肢もあります。

Sports Geek創設者でLeague of Legendsのチーム「Gravitas」のオーナーであるショーン・カラナン氏は次のように語っています。「国際オリンピック委員会(IOC)は、より多くのファンを獲得したいと考えています。たくさんの人が、ビデオゲームをプレイしeスポーツを視聴しています。オリンピックの注目度を高め、とりわけ若者を囲い込む手段になります」

また、オーストラリアeスポーツ協会(Australian Esports Association)のダレン・クワン会長も「あらゆる面で有益です」と五輪種目への採用に対する期待を口にしています。

当メディアでは東京五輪が閉幕した際に「eスポーツが五輪の正式種目になるのは時間の問題」という結論を導き出しました。

今回のIOCの発表をみても、段階的なeスポーツ導入を検討しつつ、地ならしが進められていると見ていいでしょう。

eスポーツがオリンピック種目になる日は来るか? 東京五輪を振り返りながら考察

(C)©International Olympic Committee ©FIA ©Polyphony Digital ©World Sailing ©Zwiftinc ©Virtual Regatta SAS ©World Baseball Softball Confederation ©Konami Digital Entertainment ©World Rowing

ゲームを仕事に。チャンスをみんなに。eスポーツ選手紹介サービス「ゲーマーズ・ナビ」
URL: https://www.gamers.work/

参照:
IOC looks to Singapore to host inaugural Olympic Virtual Sports Festival in early 2023(IOC)
Esports at Brisbane Olympics in 2032(Happy)
‘The next evolution’: How Esports could be included in the Olympics(2GB 873)
VIDEO: Esports could feature at the 2032 Brisbane Olympic Games(ABC NEWS)

eSportの最新情報を配信しています!
詳しくはこちら↓↓

友だち追加

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事