一般社団法人全国高等学校eスポーツ連盟と毎日新聞社の主催による第4回全国高校eスポーツ選手権の決勝大会が12月26日に開催されました。『リーグ・オブ・レジェンド』部門で見事優勝を果たしたのはクラーク記念国際高校CLARK NEXT Akihabara(東京)の「Yuki飯食べ隊」。宿敵N高を撃破しての悲願の初優勝となりました。
改めてクラーク記念国際「Yuki飯食べ隊」
— CLARK NEXT Akihabara【公式】 (@Clark_Akihabara) December 26, 2021
第三回全国高校eスポーツ選手権「優勝」しました。全国制覇です。
三年間LoL一本で初心者から育てた生徒達が日本一になりました。
本当によかった。
生徒達が言ってたように本当に多くの人に支えられました。
本当にありがとうございました!#高e pic.twitter.com/QIlCxYPg7y
第4回全国高校eスポーツ選手権 結果
- 優勝: クラーク記念国際Akihabara「Yuki飯食べ隊」
- 準優勝: アートカレッジ神戸「ACK A」
- 3位タイ: N高「N1」
- 3位タイ: ルネサンス大阪「ロイヤル決して諦めない」
https://twitter.com/ajhs_esports/status/1475003764872720391
N高は「全国高校eスポーツ選手権」「STAGE:0」のどちらでもリーグ・オブ・レジェンド部門では無類の強さを誇る高校です。STAGE:0では3連覇中、全国高校eスポーツ選手権では現在2連覇中のN高はロスターにLJLのアカデミープレイヤーも多く、今回の大会でも最有力優勝候補でした。多くの高校が「打倒N高」を目指す中、特にクラーク記念国際高校は優勝まであと一歩という所でN高に後塵を拝することが多く、宿敵とも言える相手となっていました。
本大会では準決勝でぶつかったN高とクラーク記念国際ですが、クラーク記念国際がbotの有利をそのまま押し付けるゲームメイクでN高相手に完勝。そのまま決勝であたったアートカレッジ神戸相手も圧勝し、悲願の初優勝を決めました。
通信制の高校ということで地理的な制約を受けず全国から優秀なプレイヤーが集まり、また生徒の層も非常に厚いことで知られるN高。その牙城を崩せるチームは出てくるのかというのは長らくの注目でしたが、今回のクラーク記念国際の勝利は大きな一歩となりそうです。今後もN高、クラーク記念国際に続いて「eスポーツ強豪校」が出てくるかどうか、高校eスポーツシーンの成長に期待がかかります。
なお、「第4回全国高校eスポーツ選手権」は他にもロケットリーグ部門とフォートナイト部門が同時開催となっています。それぞれの結果は以下の通り。
ロケットリーグ部門
- 優勝: N高「Nポテ」
- 準優勝: 福井工業大学附属福井高校「サルの音楽隊」
- 3位タイ: 可児工業高校「KTRL」
- 3位タイ: 阿南工業高等専門学校「Kamase Dogs」
フォートナイト部門
- 優勝: 吹田高校「あいうえお」
- 準優勝: ルネサンス大阪高校「ミニデカポ中毒者」
- 3位: ルネサンス高校横浜キャンパス「200ポンプダメージ」
来年の高校eスポーツ大会にも引き続き注目です。
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