eSportsでのスポーツゲームの採用タイトルは?
世界的な盛り上がりを見せているeSports、その中のスポーツゲームも競技の1つにあります。今回はeSportsのスポーツゲームにカテゴリーされるタイトルをいくつかピックアップしていきましょう。
ウイニングイレブン(Winning Eleven) シリーズ
「ウイニングイレブン」はサッカーゲームで、2018年にeSports大会「ウイニングイレブン2018」が開催されました。
これは「アジア競技大会2018」のデモンストレーション競技として開かれたものです。
金メダルを取ったのは、なんと日本人選手です。並み居る強豪を打ち破り、日本人選手が金メダルを獲得したというのはすごいことですね。
そんな「ウイニングイレブン」ですが、2019年には全都道府県対抗のeSports大会が開催されるようになっています。使用タイトルは「ウイニングイレブン2019」で、3人1組による団体戦となります。
この2019年の大会は文化プログラムとして開催されるため、eSportsでありながら賞金は発生しません。
その代わり、参加費は無料となっていますので、腕に自信がある方はチャレンジしてみると良いでしょう。
もちろん賞金が出る大会もあります。
たとえば「ウイニングイレブン2017」を使ったeSportsの世界大会では、優勝者には何と2300万円もの大金が授与されました。
このように「ウイニングイレブン」のeSportsの大会は非常に夢のあるものになっているため、年内にどのような大会が開催されているのかチェックしておくと良いかもしれません。
FIFA(フィファ) シリーズ
「FIFA」シリーズの特徴は、実在するリーグとチームの選手を実名で操作できることです。
それぞれの選手のプレイスタイルもパラメーターによって再現されているため、好みの選手で遊ぶことができます。
「FIFA」シリーズは、国際サッカー連盟から公認を受けているただ一つのゲームであり、日本eSportsリーグの競技としても使用されています。国際サッカー連盟主催のe-sports大会「FIFAインタラクティブワールドカップ」が2004年から毎年開かれていていて、優勝者には250,000ドルほどが授与されます。準優勝でも50,000ドルの賞金は獲得でき、さらにはベスト16に進出しただけでも2,500ドル前後は貰えます。
賞金の他に副賞としてバロンドール式典に参加することも可能です。優勝したらバロンドールに招待してくれるため、サッカーファンにとっては賞金よりも堪らない特典と言えるかもしれません。
この世界大会に参加するためには、各国の予選を勝ち抜く必要があります。決勝戦は32名のプレイヤーで争われ、優勝した者だけが世界一の称号を手に入れることができます。
ギネス記録にも乗るほどの最大規模のeSports大会なので、優勝することはかなりの名誉になると言えるでしょう。
NBAライブ(NBA Live) シリーズについて
「NBAライブ」は実在するプロ選手を扱えるバスケットボールゲームです。様々なシリーズが発売されており、レジェンドから新人まで幅広い選手層を取り揃えているのが特徴的です。リアル志向のスポーツゲームとなっているため、本格的なバスケを味わえるのがウリです。
「NBAライブ」はアジアオリンピック評議会主催の「アジア競技大会」の競技タイトルとして選ばれています。「アジア競技大会」はアジアのオリンピックと呼ばれているほどで、2022年の大会においてeSportsを正式なメダル種目として採用すると発表しています。
実は、「アジア競技大会」は前身となる「アジア室内競技大会」の第2回目からゲームタイトルを競技として採用しています。具体的には、2007年に「NBA Live 2007」、2008年には「NBA Live 2008」が採用されています。さらには、2008年に北京オリンピック公認の大会でも競技タイトルの一つとして使用されています。
最大の理由は「NBAライブ」の競技人口の多さにあります。
ほぼ毎年のように新タイトルが販売されているため、これから先もeSportsの競技として使用されることでしょう。
実況パワフルプロ野球 シリーズ
「実況パワフルプロ野球」シリーズは長年人気の野球ゲームです。パワプロがeSports大会に参入しました。
大会の名前は「eBASEBALL パワプロ・プロリーグ」と言います。日本野球機構とコナミデジタルエンタテインメントが共同開催したeSportsリーグとなっており、本格的な野球を楽しむことができます。
実際、パ・リーグとセ・リーグに分かれてeペナントレースを行い、それぞれのリーグの上位3チームだけがリーグ代表決定戦に進むことが可能です。
パ・リーグとセ・リーグで優勝したチームだけがe日本シリーズへと進み、日本一のチームを決めることになります。
このように実際の野球とほぼ変わらない流れで、「パワプロ」の優勝者を決めることになりますが、面白いのはドラフト会議まで用意されている点です。
eペナントレースの前に、まずはプロテストがあります。ここではゲームの腕前から人間性、プロへの意気込みなど様々な点を考慮して、ドラフト会議に臨む36名の選手を決めます。
それぞれの球団が3名を指定して争い、ここで決まったチームメイトと共に優勝を目指していきます。
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