【リーグ・オブ・レジェンド】「Mid-Season Invitational 2021」決着!中国のRNGがフルセットを制し勝利

『リーグ・オブ・レジェンド』の年2回ある世界大会であり、その名の通りシーズンの春スプリットと夏スプリットの間に開催される「Mid-Season Invitational 2021」が先週末に決着しました。ほぼ1ヶ月にも渡る激戦を制し、ミッドシーズンの王者となったのは中国のRoyal Never Give UpRNG)。グループステージ、ランブルステージ、ノックアウトステージの全てで圧倒的な強さを見せつけての優勝となりました。

MSI 2021 結果

  • 優勝:Royal Never Give Up(中国)
  • 準優勝:DAMWON Gaming(韓国)
  • 3位タイ:MAD Lions(ヨーロッパ)PSG Talon(香港)
  • 5位:Cloud9(北米)
  • 6位:Pentanet.GG(オセアニア)

MSI 2021の最大の特徴として、各地域から1チーム出場していないという点があります。世界大会本番であるWorldsではこれまでの大会の成績などに応じて地域ごとに出場枠の数が決まっています。『リーグ・オブ・レジェンド』シーンは現在、中国(LPL)と韓国(LCK)リージョンが2強とされており、その2地域の代表チームであるRNGDKの決勝になるだろうというのは多くの人の予想する所でした。数年前までは韓国の1強とする考えがメジャーでしたが、ここ数年の中国リーグの伸びは凄まじく、今の最強リージョンはLPLであるとする意見が多く見られます。今回のMSIでもRNGが見事DKを打ち破り、「LPLの時代」が意識されるような結果となりました。

RNG 優勝記念集合写真

お互いにグループステージとランブルステージは難なく勝ち抜けてきたDKRNG。先述のようにRNG有利と見る人が多い中でのノックアウトステージでしたが、グランドファイナルはフルセットにもつれこむ大熱戦。最終戦はそれまでの試合に比べるとやや一方的に感じられる試合内容でRNGが勝ちましたが、セミファイナルとグランドファイナルが連続して行われる日程がRNGに味方したという意見も。というのもDKは前日にもMAD Lionsとの間にフルセットで5試合プレイしており、2日で合わせて10試合という非常にハードなスケジュールとなっていました。それが原因で最終戦はやや集中力に欠ける内容になってしまったのではないかという見方もありますが、それを踏まえてもRNGの粘り強さを評価しないわけにはいかないでしょう。特にADCGALA選手の活躍は目覚ましく、大会MVPにも選出されています。すでに引退したUzi選手に引き続き、LPLADCのスーパースター選手に恵まれたリージョンなのかもしれません。

LPL GALAとUzi

今回の結果を受けて世界大会のWorldsではLPLLCKはそれぞれ4枠の出場枠を得ることになります。北米やヨーロッパリージョンの1位チームと、中韓の下位チームの意地のぶつかりあいなどは今年ではWorldsでしか見られない注目ポイントとなるでしょう。

なお、同じくライアットゲームズのタイトル『VALORANT』の世界大会であるMastersが、引き続きアイスランドのレイキャビクにて本日より開始となっています。こちらも非常に注目度の高い大会となっていますので、見逃さないようにしましょう。こちらの大会の詳細については弊誌記事を参照ください。

(C)©Riot Games Inc.

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