「ポケモン竜王戦2020」本戦が2月6日にセルリアンタワー能楽堂にて開催。将棋の本家竜王戦と同じ会場

株式会社ポケモンは、読売新聞社と日本将棋連盟の全面的サポートを受けて「ポケモン竜王戦2020」の本戦を202126日に開催します。ゲーム部門とカードゲーム部門でそれぞれ予選を勝ち上がった選手たちが、東京都渋谷区のセルリアンタワー能楽堂にてぶつかります。この会場は今年10月に行われる将棋の第33期竜王戦七番勝負第1局と同じ会場となっており、「竜王」の名を冠するのにふさわしい舞台といえるでしょう。

ポケモン竜王戦2020 開催概要

 ポケモン竜王戦2020は去年末より開催されていた大会で、日本将棋連盟と読売新聞社のサポートを受けて開催される将棋の最高タイトル「竜王」の名前を冠した大会となっています。ゲーム部門とカードゲーム部門がありますが、ゲーム部門は竜王戦用の特殊なルールとなっています。

ポケモン竜王戦 対戦ルール

 本大会の対戦ルールはガラル図鑑、ヨロイ島図鑑、カンムリ雪原図鑑に登場するポケモンが利用できる基本的なシングルバトルルールに加えて、伝説のポケモンが1匹まで使用可能という特殊ルールになっています。通常のレーティング戦と同じようにいわゆる準伝説ポケモンは自由に使用可能ですが、それに加えて禁止伝説ポケモンが1匹までPTに入っていても問題がないということです。1匹まで参加可能なポケモンは以下のとおり。

ミュウツー、ルギア、ホウオウ、カイオーガ、グラードン、レックウザ、ディアルガ、パルキア、ギラティナ、レシラム、ゼクロム、キュレム、ゼルネアス、イベルタル、ジガルデ、コスモッグ、コスモウム、ソルガレオ、ルナアーラ、ネクロズマ、ザシアン、ザマゼンタ、ムゲンダイナ、バドレックス

インターネット中継システム

 また上記の特殊ルールに加え、ポケモン竜王戦2020では実験的に最新のテクノロジーを駆使した新しい「インターネット中継システム」にて大会がライブ配信される予定となっています。この新システムではゲーム部門、カードゲーム部門ともに配信画面が一新されており、ゲーム部門ではバトル中の天気やフィールド、カードゲーム部門では各ポケモンのHPやワザのダメージなどといった情報が整理されて配信画面上に表示されるようになっています。また、ゲーム部門では各選手の心拍数が表示され、緊張感が画面越しに伝わってくるシステムとなっています。

なお、優勝者には「ポケモン竜王」の称号とトロフィーに加え、ポケモン竜王の証としてムゲンダイナが全面に描かれたオリジナルユニフォームが贈呈されます。

COVID-19の影響で無観客オンラインの大会が増えていく中、『ポケモン』も大会のライブ配信システムに力を入れてきたということなのでしょう。期待のできる大会となりそうです。

(C)©The Pokémon Company ©Nintendo/Creatures Inc. /GAME FREAK inc.

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