Dota2の世界大会であり、世界最大のeスポーツ大会としてもよく知られる「The International 10」(以下、TI10)の賞金総額が8月26日をもって3430万ドル(約36億日本円)を突破し、eスポーツ大会の歴史上最大賞金額を更新しました。
なお3400万ドルというのは同じく去年開催されたThe International 9の賞金総額の記録。本大会はバトルパスなどの売上が賞金総額に上乗せされていくシステムを取っているため、毎年非常に高額の賞金総額を叩き出します。今回は、自身の持つ最高額記録をさらに塗り替えたという形になります。
もともと、COVID-19の影響によりTI10は無期限延期となっています。開催されるかどうかも危ぶまれている中、ValveはTI10のバトルパス販売を開始したわけです。ファンの不安と期待、両方を背負ってバトルパスの売れ行きは過去最高の伸びを見せています。しかしまだTI10の明確な開催時期は決まっていません。中止となることはないでしょうが、2022年まで伸びるのではないかという説もあります。ファンの期待は大きく、バトルパス自体の販売は残り2週間ほどで終了となっていますが、それまでに4000万ドルを突破する可能性は十分考えられます。さらに長い延期が考えられる場合、新しいバトルパスやコンテンツによってさらに賞金額は上乗せされることもありえるでしょう。
In following how the pandemic has been developing globally, the recent increase in the unpredictability of COVID-19 means we can’t yet commit to new dates for TI10 and the DPC. We share your eagerness in returning to these events, and will announce updates as soon as we can.
— DOTA 2 (@DOTA2) August 25, 2020
TI10は全世界が注目するeスポーツイベントとなっています。フォーマットや開催時期等、詳細が決定次第本サイトでもお伝えしていきます。
(C)©Valve
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