
MOBA(マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ)の概要
MOBAとは、マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナの頭文字を取ったゲームジャンルです。
その名の通り、複数人で協力し合いながら相手と戦っていくジャンルとなります。そして、MOBAに多いのが陣取り要素がプラスされているという点です。
ただ敵を倒すだけではなく、効率的に相手の陣地を奪い本拠地に向かって攻めていく必要があるのです。
面白いのが、それぞれに役割(ロール)があるという点です。
MOBAにはとてもたくさんのキャラクターが用意されていますが、それぞれにできることが違っています。
攻撃が得意なキャラクターがいれば、防衛能力が高いキャラクター、他にも味方を支援することに特化したキャラクターなどもいます。
それぞれにそのキャラクターでしかできないことがあるために、協力し合うということが必須になっているんです。
MOBAのポイント
MOBAの面白いポイントは、同じ試合は一つもないという点です。
自分が使うキャラクターが違えばそれだけでやることは違いますし、味方キャラクターや敵キャラクターによっても動きは変わってきます。
同じことの繰り返しにならないのも、MOBAの人気の高いポイントです。
このシンプルにまとめながらも、協力度が高いシステムが、プレイする側、そして観戦する人にとっても楽しいということでe-sportsの題材としてとても人気があるのです。操作が比較的シンプルなのも、人気の秘訣です。そのため、海外ではとても競技人口が多くなっています。
MOBAの人気タイトル:League of Legends
このMOBAというジャンルにおいて、特に人気が高いのが「League of Legends」 、通称「LoL」です。
発売日は2009年と決して新しくはないのですが、今もMOBAのe-Sports界隈では一番人気と言われるほど盛り上がっているゲームです。
プレイヤー人口は年々増え続けており、9,000万人以上の人たちがプレイしていると言われています。
そんなLeague of Legendsが正式に日本語化されて、日本に来たのは2017年です。
まだまだ日本では新しい部類に入りますが、多数のプロチームが参戦して、日本のLeague of Legends界を盛り上げています。
いずれ、世界とも互角に戦える日が来ることを期待しましょう。
League of Legendsがここまで人気になった理由の一つに、基本プレイが無料という点があるのではないでしょうか。
このゲームにおける課金要素は新しいチャンピオンの開放、そしてスキンなどの見た目を変更する要素のみです。課金で能力や強さに差が出るということはありません。
チャンピオン開放はゲーム内の資金でも行うことが可能です。そのため、まったくお金を使わずに遊ぶということも可能なのです。そして、使えるチャンピオン(キャラクター)の多さもLoLの魅力です。
現在、130以上のチャンピオンが使用可能で、さらに現在もアップデートで増え続けています。
それぞれに特徴があるので、覚えるのは多少大変ですが、色々なキャラクターを使いこなせるように練習してみましょう。
マップも複数あるのですが、一番シンプルな「Summoner's Rift」が一番人気で、試合はほぼこのマップで行われます。
大きなe-Sports大会でもほぼこのマップなので、ここで戦って知識を深めましょう。
いきなり対人戦をするのは敷居が高そうという人のためにAI戦、いわゆるコンピューターとのマッチングも用意されています。
MOBAというジャンルが気になったという方、まずはこのLoLを一度遊んでみてはいかがでしょうか。
MOBAの人気タイトル:Dota 2
MOBAというジャンルにおいて、元祖と呼ばれているのが「Dota」シリーズです。
その初代Dotaに続く続編がこのDota2になります。
日本では中々馴染みのないゲームですが、海外人気は高くe-Sports大会の賞金総額の多さでも話題になっています。2018年に開催された「The International 2018」では、なんと総額が28億円を超えたという驚きのゲームです。
優勝賞金はなんと12億円超えと、他のスポーツと比べても破格の金額ではないでしょうか。
基本ルールはMOBAに則っているために、LoLと基本ルールはとても良く似ています。
サイドショップや昼夜の移り変わりなど細かい部分での違いはありますが、大まかなルールは同じです。
マップは1種類、全員がレベル1からスタートして戦いながら、レベルを上げていくことになります。
このレベルはその戦い限定のレベルとなり、試合が終了すると全員がレベル1に戻ります。
これも、MOBAの大きな特徴の一つです。
プレイ時間でレベル差が生まれるということがなく、試合中のプレイングのみでレベル差が発生します。
レベルを上げながら相手プレイヤーを倒していき、最終的に敵の陣地を奪うことができれば勝利となります。 Dota2もLoLと同じく、基本プレイ無料形式を取っています。
さらに、Dota2では使用キャラクターも最初から全て開放されています。チュートリアル中は20キャラクターに制限されますが、その後は100を超えるキャラクターを自由に使うことができます。
こちらも、課金要素はいわゆる見た目を変えるスキンとe-Sports大会を観戦するためのチケットなどのみとなっています。
MOBAゲームまとめ

このように、MOBAは無料で遊べるゲームが数多く存在しています。
まずは、どんなものか一度触ってみて、このジャンルの楽しさを知ってみてください。
他のeSportsにも目を向けてみると、さらにMOBAゲームをもっと楽しむことができるようになりますよ。
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