多くの新作対戦ゲームを打ち出してきているライアットゲームズ社ですが、その中でも特に頭脳と戦術に重きが置かれているタイトルであるオートチェスライクな『Teamfight Tactics』(以下、TFT)とDCGの『Legends of Runeterra』(以下、LoR)の大型公式大会「MIND MASTER 2020」の開催が発表されています。こちらは珍しく日本国内の大会となっており、総額1000万円の賞金も用意されています。本記事では、こちらの大会の概要とフォーマットについてまとめています。
なお、両部門ともエントリー期間は5月22日(金)から5月29日(金)の1週間となっています。比較的エントリー期間が短いので、エントリー忘れのないようにしましょう。
Legends of Runeterra部門
LoR部門は各64名の4エリアに分かれた予選と、それぞれの予選上位2名の合計8名からなる決勝大会に分かれています。定員数以上の応募があった場合は、ゲーム内ランクにて上位プレイヤーから順番に選出されます。
予選大会はオンライン、決勝大会はオフラインにて開催されます。オンラインの予選は4日に分かれています。
- Day 1: 6月14日(日)
- Day 2: 6月27日(土)
- Day 3: 7月1日(土)
- Day 4: 7月18日(土)
オフライン決勝は2020年8月8日、LJLなどでもお馴染みの渋谷のヨシモト∞ホールにて開催予定となっています。
予選大会、オフライン決勝ともにシングルエリミネーションのトーナメント形式となっており、違う地域からなる2つのデッキを事前に登録する必要があります。また、各選手のデッキは事前に全て公開されるオープンデッキトーナメントとなっています。全てのマッチはBO3で、ゲームに勝利した場合は勝利したデッキが使用不可となります。
賞金
LoR部門の賞金は以下の通りです。
- 優勝:500万円
- 準優勝:200万円
- ベスト4:各30万円
- ベスト8:各10万円
Teamfight Tactics部門
TFT部門は1ブロック64名が7ブロックの計448名が定員となっており、予選大会と決勝大会に分かれています。定員数以上の応募があった場合は、ゲーム内ランクにて上位プレイヤーから順番に選出されます。
予選大会はオンライン、決勝大会はオフラインにて開催されます。オンラインの予選は4日に分かれています。
- Day 1: 6月21日(日)
- Day 2: 7月5日(日)
- Day 3: 7月12日(日)
- Day 4: 7月19日(日)
1ブロック64名のうち、上位2名が決勝進出となります。これに後述するワイルドカードからの2名を加えて、合計16名でオフラインの決勝大会が行われます。オフライン決勝は2020年8月9日(LoRの翌日)に同じくヨシモト∞ホールにて開催されます。
ワイルドカードについて
MIND MASTERS 2020のTFT部門にはワイルドカード部門という特殊な予選枠が存在します。この予選枠にはライアットゲームズからの推薦で8名と、公募での8名の計16名が参加可能です。このワイルドカード枠はTFTのインフルエンサーを育成する目的で設けられており、応募条件には大会期間中にTFTの配信を継続的に行うことなどが含まれています。18ラウンドで16名による総当り戦が行われ、それぞれのラウンドでの順位に応じてポイントが付与、総合得点にて決勝に進出する2名が決定します。
賞金
TFT部門の賞金は以下の通りです。
- 優勝:100万円、およびGalaxies Championshipへの出場権
- 準優勝:50万円
- 3位:30万円
- 4位:20万円
ライアットゲームズによる公式の日本国内大規模大会は非常に珍しいです。LoRの上位勢に日本人が多かったこともあり、日本のシーンが世界的に注目されていると言っていいでしょう。この大会には注目です。
(C)©Riot Games Inc.
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