eスポーツの調査分析を行うEsports Chartsは、2019年が終わりを迎え、2020年の競技が本格的に始まるにあたり、大会、ゲームタイトル、チーム、主催者に対してのユーザーの関心について、過去1年間のデータをまとめています。
2019年のeスポーツの現象
まず、2019シーズンのeスポーツの現象について説明。「LoL Worlds 2019」は、3つの大きな記録を残しました。このトーナメントは、瞬間最多視聴者数、イベント全体と個々の試合の視聴時間でも記録を樹立しました。
2019年に人気の大会
ユーザーとその関心についてトーナメントの統計を見ると「League of Legends World Championship 2019」はPCのeスポーツで最も視聴されたイベントで、モバイルゲームでは「PMCO 2019 Spring SEA League」がトップになりました。
2019年に人気のゲームタイトル
ゲームタイトルのカテゴリーに関して、最も人気があったのは1位「League of Legends」、2位「Fortnite」、3位「CS:GO」、4位「Mobile Legends:Bang Bang」、5位「Dota 2」です。興味深いことに、5ゲーム中3ゲームがMOBAジャンルです。そのうち「Mobile Legends:Bang Bang」は、モバイルプラットフォーム向けのゲームです。
2019年の人気チーム
最も人気のあるチームの上位は、1位Onic(Mobile Legends:Bang Bang)、2位G2 Esports(League of Legends)、3位Fnatic(League of Legends)でした。
モバイルeスポーツのチームが1位と、興味深い結果になりました。
2019年に人気の主催者
最も人気のある主催者は、予想通りRiot Gamesでした。2019年には、数々の驚くべき記録を残し、その力を遺憾なく発揮しました。次いで2位のESLも非常に好調でした。両者ともに、多くの様々な大会を開催し、非常に盛り上がりました。
3位のGarenaも果敢に挑戦しています。Garena独自のプロジェクト(Free Fire等)と「League of Legends」のパートナーイベントの両輪が、パフォーマンスを牽引しました。
調査結果を踏まえて
今回の調査結果から「リーグ・オブ・レジェンド」が複数の分野でランクインしていることが分かります。これは、世界規模での調査ですが、LoLは日本でも非常に高い人気を示しています。
世界のeスポーツ、そして様相が異なる日本のeスポーツに共通して「リーグ・オブ・レジェンド」が、オーディエンスから幅広い支持を得ているのは、興味深い点といえるでしょう。
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