皆さんはスマホゲームでは、何をプレイしていますか?
実は、今やeSportsの範囲はテレビゲームやアーケードゲームだけにとどまらず、スマホゲームにまで領域を広げているのです。
今回は、そんなスマホゲームの中でもオンラインストラテジーゲームの大人気作「クラッシュ・ロワイヤル」について見ていきましょう。
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「クラッシュ・ロワイヤル(Clash Royale)」ってどんなゲーム?
「クラッシュ・ロワイヤル」は、フィンランドのゲーム会社Supercellが開発・運営しているオンラインストラテジーゲームです。
リアルタイムストラテジーをベースに、タワーディフェンスやトレーディングカードゲーム、マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナの要素を加えた複合ジャンルものです。
プレイヤー対プレイヤーのオンラインプレイ前提のゲームであるため、オフラインで遊ぶことはできません。
本作は2016年3月2日に公開されたゲームですが、リリース時から注目度は高く、今や全世界でプレイされています。
そもそも、世界中に向けて公開されたため、海外ユーザーのほうが多いと言えるかもしれません。
全世界の人とリアルタイムバトルを楽しめることが特徴の一つとなっており、戦略性も充分であるため、頭を使う楽しさを味わうことができます。
また、同じくSupercellがリリースしている「クラッシュ・オブ・クラン(Clash of Clans)」をベースにしているため、世界観や登場キャラクターなどが多数共通しています。
なので、「クラッシュ・オブ・クラン」に熱中したという人は、本作にもハマるのではないでしょうか。
もちろん、「クラッシュ・ロワイヤル」にしか登場しないキャラクターもたくさんいます。
「クラッシュ・ロワイヤル」の魅力は短時間バトルにあり!
「クラッシュ・ロワイヤル」のバトルの鍵を握っているのは、カードデッキです。
2018年9月の段階では88種類のカードが存在していて、その中の8枚でデッキを組みます。
そのデッキの組み合わせは、実に600億種類以上と言われています。
カードは
- 地上ユニット
- 空中ユニット
- スペル
- 建物
に大きく分けられ、これらのカードを組み合わせてデッキを構築し、敵プレイヤーに挑むことになります。
また、ユニットの召喚やスペルの使用などにはエリクサーが必要となってくるため、むやみやたらとカードを使えるわけではありません。
コスト面を考慮しつつデッキを組むことが、勝利の行方を左右すると言えます。
もちろん、敵プレイヤーも勝つためのデッキを組んでくるため、そう簡単に勝てるわけではありません。
しかし、だからこそ面白いバトルを味わえるのです。
そして、「クラッシュ・ロワイヤル」のバトルの一番の特徴が「時間」です。
なんと、バトル時間はたった3分となっているのです。
延長戦も1分だけなので、最大でも4分ほどのバトルになります。
こうした短い時間の中で、カードをいかに使って敵タワーを破壊するか、これこそがバトルの肝になっています。
このように短時間決戦でありながら、白熱した頭脳戦を味わえるのが「クラッシュ・ロワイヤル」の最大の魅力です。
「クラッシュ・ロワイヤル」には協力プレイが充実!
「クラッシュ・ロワイヤル」は、オンラインプレイを前提としたゲームであり、他のプレイヤーと遊ぶのが基本です。
通常対戦は、勝敗によってトロフィーの数が増減します。
トロフィーの所有数に近い相手とマッチングされるため、そこまで大きな力の差はないと言えます。
もちろん、プレイヤー同士の対戦だけではありません。
一緒に協力して遊ぶこともできます。
それが協力バトルというもので、2対2の戦いを味わうことが可能です。
フレンドかクランメンバー、もしくは自動マッチングで味方が決まります。
協力バトルでは通常対戦と違い、トロフィーの増減はありません。
協力バトルの勝利で得られるものは、宝箱とゴールドになります。
他に、フレンドやクランメンバーと戦えるフレンドバトルにおいても、協力バトルをプレイすることができます。
ただし、定期イベントになっているため、常に遊べるわけではありません。
さらに、クランバトルというものもあります。
これはクランメンバーと2人でチームを組み、敵チームと対戦しながら、クラウンを集めるという協力プレイです。
隔週で開催される期間限定イベントであるため、開催日に備えて、仲間と戦略を練るのもオススメです。
クランバトルでは、味方との連携が重要な要素になっているので、1対1の対戦とは違う緊張感を味わえることでしょう。
「クラッシュ・ロワイヤル」公式のeSportsリーグについて
「クラッシュ・ロワイヤル」には、「クラロワリーグ」という国際的なeSportsの大会があります。
このゲームの開発会社Supercellが主催しており、世界一のチームをかけて全世界のプレイヤーが争うことになります。
「クラロワリーグ」は1年を通じて行われる大会となっており、アジアやアメリカ、ヨーロッパなどの各地域を勝ち抜いたチームだけが冬に行われる決勝戦に進出できます。
第1回目の大会では5つのプロリーグが開かれ、合計44チームが参加しました。
その中で、決勝戦に行けるのはたった6チームだけです。
しかも、参加者は全員「クラロワリーグ20勝チャレンジ」というゲーム内イベントを勝ち抜いた実力者であるため、決勝戦に進出できるのはトップクラスのチームと言えます。
優勝者には、世界一の名誉とボーナスなどが与えられます。
このボーナスは成績に応じたものになっているため、どれくらい支払われるかはプレイヤーの頑張り次第です。
第1回目では、総額1億円程度のボーナスが支払われました。
日本や韓国、その他アジア諸国(中国は除く)が所属する「クラロワリーグinアジア」では、2シーズンで総当たり戦を約140試合行い、優勝チームが世界一決定戦へと進出します。
ただ、日本においてはゲーム大会で高額の賞金を出すのは法律的に難しいため、選手と契約して報酬を払うという形式になっています。
第2回は2018年度に開催され、日本人選手として「けんつめし」を含む16名が対戦に参加しています。
このように「クラッシュ・ロワイヤル」はeSportsに力を入れ始めているため、プロ選手を目指して奮闘するのも良いでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
「eSportsなんて自分には敷居が高くてちょっと…」
と思っていた方も、スマホゲームであれば気軽に出来ますよね。
頭を使って敵を打ち崩す爽快感がたまらないオンラインストラテジーゲーム「クラッシュ・ロワイヤル」、まだプレイしたことがない方は一度、プレイしてみることをオススメします!
(C)©Supercell
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