eSportsで国内外問わず、絶大な人気を誇っているFPSのゲームタイトル「オーバーウォッチ」。
一体どんなゲームで、なぜそんなにも人気があるのでしょうか?
その人気の秘密に迫ってみましょう。
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「オーバーウォッチ(Overwatch)」ってどんなゲーム?
「オーバーウォッチ」は、元々は「Hearthstone: ハースストーン」で有名なブリザード・エンターテイメントが開発した、アメリカのアクションシューティングゲームです。
日本では、スクウェア・エニックスの「エクストリームエッジ」レーベルから発売されました。
「オーバーウォッチ」とはそもそも、「見張る・監視する」といった意味を持つ他動詞です。
「オーバーウォッチ」は、オープンβテスト時点で970万人が参加する注目度の高いものになっており、正式サービス開始後の2018年5月時点では、4,000万人超のプレイヤーが遊んでいます。
舞台となるのは未来の地球で、プレイヤーは特殊能力を持つヒーローたちを操って、敵チームと戦うことになります。
ヒーローはタンクやダメージ、サポートの3つの役割に分けられており、それぞれの役目を全うしながら、6対6のチーム戦を制していくのです。
ソロプレイとマルチプレイ、両方で遊ぶことが可能ですが、本作はみんなで遊ぶことを前提としたゲームになっています。
なので、ソロプレイはゲームシステムを理解するための練習モードといった感じです。
実際、ソロプレイでは練習場やチュートリアルくらいしか用意されておらず、あとはカスタムゲームというAIとの対戦モードしかありません。
ですので、マルチプレイ特化型のゲームだと言えます。
とはいえ、ソロプレイはキャラの特性やマップの状況などを把握するにはうってつけであるため、技術を磨くためには欠かせないモードとなっています。
「オーバーウォッチ」はキャラクターがとにかく魅力的
「オーバーウォッチ」が人気を博している理由の1つとして、キャラクターの豊富さが挙げられます。
プレイアブルキャラクターは計28人で、ストーリーに登場するサブキャラクターを含めると、登場キャラクターはもっと多くなっています。
ヒーローごとにバックボーンがしっかりと設定されており、戦う理由も異なっています。
正義のため、愛する者を守るためなどヒーローらしい理由から、破壊のためや洗脳のためなど、おおよそヒーローとは思えない理由で戦っている者までいます。
まるでアメコミのような、ダークな一面を持つヒーローがいることも、魅力的な点だと言えるでしょう。
また、ヒーローにはアビリティやアルティメット・アビリティ等の固有の能力が設定されているため、キャラクターによってプレイスタイルは大きく異なります。
28人のヒーローがいるため、プレイヤーのスタイルに合ったキャラも見つかることでしょう。
さらに、スキンやボイスといったカスタマイズアイテムまで用意されています。
外見や音声などを自由に変更することができるため、プレイヤー好みのキャラを生みだせるという利点があります。
つまり、カスタマイズ次第では同一のキャラでも、他のプレイヤーとはまったく異なるヒーローを生みだせるというわけです。
「オーバーウォッチ」はマルチプレイに特化している
「オーバーウォッチ」は先述した通り、マルチプレイ特化型のゲームとなっています。
そのため、チーム戦を楽しめることが何よりの醍醐味となっています。
全世界で4,000万人のプレイヤーが参戦しているため、毎日対戦が賑わっています。
簡単に言えば、競技人口が多いからこそ、いつでも白熱の対戦バトルが楽しめるというわけです。
マルチプレイ向けのゲームモードはいくつかあります。
まず、同レベルのプレイヤーと対戦できるクイック・プレイから説明します。
これは6対6のチーム戦で争うモードで、マップはランダムに選ばれます。
- アサルト
- コントロール
- エスコート
- アサルト/エスコート
の4つのルールで戦うことになります。
マップによって勝利条件が異なるため、状況把握とチームワークが勝利の鍵を握っていると言えます。
次に、ライバル・プレイという公式大会で採用されているモードがあり、攻撃側と防御側で最低2ラウンドは戦うことになります。
こちらは途中退出すると、ペナルティが与えられます。
他にも、期間限定モードというものもあります。
使えるヒーローが決まっていたり、雪合戦で対戦したり、オーバーウォッチというチームにまつわる事件に挑んだり…と、特殊なルールで戦うことになります。
このように、「オーバーウォッチ」には様々な種類のマルチプレイが用意されています。
「オーバーウォッチ」にはeSports向けの機能がある
「オーバーウォッチ」は、eSports向けに開発されたゲームです。
eSportsでのプレイを前提としているため、他プレイヤーとの対戦に特化した仕様になっているのです。
その最たる機能と言えるのが、ライバル・プレイとオーバーウォッチリーグです。
ライバル・プレイは公式大会でも採用されているモードで、「オーバーウォッチ」におけるeSportsへの入口と称されることもあります。
オーバーウォッチリーグは、eSportsリーグ「オーバーウォッチリーグ」所属のプロチームユニフォームスキンを購入できるというモードです。
購入には、専用トークンが必要です。
加えて、試合の観戦機能も備わっており、何とスケジュールまでチェックできます。
公式のeSports大会は「オーバーウォッチリーグ」の他に、「オーバーウォッチワールドカップ」が開催されています。
文字通り世界規模の大会で、様々な国のプレイヤーが参加しています。
「オーバーウォッチ」では、そうした世界大会の試合もライブ観戦できるようになっているため、初心者でもeSportsの世界を十分に楽しむことができます。
もちろん参戦することもできるので、「オーバーウォッチ」をきっかけにプロゲーマーを目指してみるのも良いかもしれませんね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ただのFPSとは異なり、キャラクターや世界観が作りこまれており、「オーバーウォッチ」という作品そのものを好きになってしまう工夫が随所にみられる作品だということが分かっていただけたかと思います。
是非、この機会に「オーバーウォッチ」をプレイしてみてはいかがでしょうか?
(C)©Blizzard Entertainment
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